ワナラグア~伝統ダンス~

ワナラグア

 

クリスマスを皮切りに、お正月過ぎの日曜日までダングリガという町のいたるところで見るダンスがある。「ワナラグア」だ。ガリフナ族の伝統舞踊で、ワナラグアとは別名「ジャンクヌ」とも呼ばれる。

白人の圧政者に似せたいでたちで、小刻みにジャンプをする。腰を振るのが中心であるガリフナ族のダンスとは全く違う。それが、腰の振れない圧政者(英国人)の踊り方だったからだ。その昔、唯一もらえた休日に、圧政者をまねてあざけ踊ったのがこのダンスの始まりだとされる。

ダンサーは全員男性で、踊るのは一人ずつ。数名がガリフナ語で歌い、男性がドラム(太鼓)をたたく。女性が許されているんは、歌うことのみ。大小のガリフナドラムのうち、大きいドラムは基本のリズム取り。小さいほうのドラム奏者(写真では左端黒シャツの男性)はダンサーの動きに合わせてリズムを変え演奏する。ダンサーと小ドラム奏者との1対1の対戦なのだ。

複数いるダンサーがすべて踊り終わると、一行はまた次の家に向けて移動し、そこでまた踊りを披露する。新年の風物詩だ。

【ガリフナ族: ベリーズの人口の6%を占めるアフリカ系民族。少数派だが、独自の言語と文化を持ったとても存在感のある民族。ベリーズ国内ではダングリガの町に多く住む。】

 


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